令和7年度共同募金運動に
ご協力お願いいたします
80年近くにわたって
地域福祉の原動力となってきた「赤い羽根」
 
 今年で79回目を迎える赤い羽根共同募金運動が、10月1日よりスタートしました。赤い羽根共同募金は、地域の福祉のために役立てられる募金です。昭和22年の運動創設以来、その時代ごとの福祉課題、特に公的制度では対処できない、いわゆる「制度の狭間にある課題」の解決のために役立てられ、社会福祉施設や社会福祉協議会、NPO、ボランティア団体など非営利組織が行う柔軟な福祉活動の大きな原動力となってきました(共同募金の歴史)。

物価高騰などの影響を受けつつも
多くの浄財が寄せられた昨年度運動

 昨年度(令和6年度)共同募金運動は、物価高騰や会津地方を中心とした大雪災害など困難を伴うものでしたが、社会福祉協議会の皆様、町内会の皆様、地元企業・事業所の皆様、学校・教育関係者の皆様、関係機関・団体の皆様など非常に多くの方々のご協力を賜り、福島県共同募金会には4億0,487万6,637円もの多くの貴重な浄財が寄せられました。これもひとえに、寄付者の皆様や募金ボランティアの皆様などの温かいご支援とご協力の賜物であると深く感謝申し上げます。

 お寄せいただいた貴重な浄財によって、福島県内で行われる多数の福祉活動が可能となり、下記のような活動を応援することができました。

● 精神や身体に障がいがある方の就労・通所、生活、移動を支えるための車両購入
● 難病のある方、聴覚や視覚、身体に障がいがある方々のための団体など、県域で活動する福祉団体が行う各種活動(福祉課題への理解を広める広報啓発活動など)
● 自殺を防ぐボランティアの輪を広げていくための「いのちの電話」の広報活動
● 聴覚や視覚に障がいのある方の情報バリアを取り除くための活動、環境整備
● 災害時における重症心身障がいを持つお子さんと家族の支援を考えるための講演会
● 保育園の遊具・園庭の整備
● 高齢者の孤立防止を目的とした訪問見守り活動
● 生活困窮者に対するフードバンクやおせち料理の配付
● 高齢者を対象とした買い物支援      など






山積する福祉課題にアプローチするために
共同募金運動を展開
 
 生活に困窮された方への支援、DV・児童虐待の被害に遭った方への支援、障がいのある方の就労・社会参加支援、医療的ケア児やその家族に対する支援、災害支援などの福祉に関する課題は山積し、複雑・多様化しています。少子高齢化や人口減少、単身世帯の増加など、社会の変化により孤独・孤立の問題がより一層深刻化しており、社会全体でこの課題に取り組むことが求められています。 
 本県においても、こうした課題を解決するため、運動を展開してまいりたいと存じますので、皆様におかれましても赤い羽根共同募金運動の趣旨にご賛同いただき、変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
地域の課題は何か話し合い、活動に必要な金額を事前に決める「計画募金」
 
 共同募金は、寄付が集まってから使いみちを決める募金とは異なり、課題解決に必要な使いみちと必要な金額(目標)を事前に決めてから寄付を募る「計画募金」です。
 
 福島県内の福祉施設や社会福祉協議会、NPO、ボランティア団体などからのニーズを反映させたのが「目標額」です。市町村ごとに「目安額」が提示されている場合もありますが、これは、「お一人当たり○○円程度のご寄付をいただくと、計画している活動がすべて実現する」という目安の金額です。これは、あくまで目安ですので、趣旨をご理解いただきながらご寄付の可否はもちろんのこと、金額についても自由にお決めいただき、ご協力を頂ければと思います。

■令和7年度共同募金運動 期間
令和7年10月1日(水)から令和8年3月31日(火)まで

■令和7年度共同募金運動 目標額   
3億8,812万6,000円
赤い羽根共同募金
(一般募金)
2億6,665万6,000円
・福島県内で行われる地域福祉活動に役立てられます。
・お寄せいただく募金の3%相当額を「災害等準備金」として積み立て、大規模災害が発生したときに、災害ボランティアセンターの運営等の災害支援に活用されます。他都道府県共同募金会から要請があった場合は、例外的に県外に拠出されます。
地域歳末たすけあい募金 
1億1,547万0,000円
市町村域で行われる歳末時期の地域福祉活動(市町村社会福祉協議会が行う社会的孤立を防止する活動、歳末時期の見守り活動等)に役立てられます。
NHK歳末たすけあい募金
600万円
福島県共同募金会による配分を通じて以下の事業に役立てられます。

①障がい者支援
②子育て支援
③児童養護施設等就職支援
④ハンセン病療養所入所者の支援
⑤災害見舞金
合計
3憶8,812万6,000円
共同募金へのご寄付は法人・個人ともに税制優遇が受けられます
 
 「赤い羽根共同募金」への寄付は、公益性、緊急性が高い寄付金として財務大臣が指定する「指定寄付金」とされ、法人寄付の場合は寄付金の全額を損金算入することができます。(共同募金会は、指定寄付金の対象となる数少ない団体のひとつです)。
 
 また、個人による寄付も、所得控除または税額控除の適用を受けられます。
 
■郵便振替によるご寄付
口座記号番号 02160-0-13379
加入者名 社会福祉法人福島県共同募金会
 
■銀行振込によるご寄付
口座番号 東邦銀行渡利支店 普通預金 2129
受取人 社会福祉法人福島県共同募金会 会長 只野裕一
 
■インターネットを通じて寄付する
インターネットにより、クレジットカード決済、コンビニ決済、ペイジー決済等で寄付ができます。スマートフォンによる募金も可能です。
インターネットからの寄付はこちら
 
 

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